また夏が近づいて来ている。
空が高く、雲がふくらんで、とても澄んでいる。
夏が好きだった。
キラキラ光輝いてる季節が。
あの花火大会の夏までは..。
ひとりで見上げた花火を思い出しては胸が張り裂けそうに苦しくて、夏も花火も嫌いになった。
でも、もう大丈夫。
あたしの中の止まった時計を、あたしは動かそうと思う。
「ねっ、今度の日曜日、うちでBBQしない??」
あゆみが言った。
「お父さんもお母さんもいないから、お手伝いさんにBBQの準備しといてもらうからさっ!!
拓海とー、こないだのその友達また呼んでさ!!」
お嬢様のリア充発言。
希望に満ちてるな...。
あたしのかき乱された心も、ゆっくりと落ち着きはじめていた。
頭が、あゆみと拓海くんの関係を理解し受け入れ、あゆみから拓海くんとの話しをなるべくたくさん聞くようにして慣れていった。
あたしが好きだったその人はもう違う人。
あたしが拓海くんを好きだったのは、もう過去。
「えー!やりたい~!すごいな~お手伝いさんとか!!」
「うふふ。じゃーオッケーね!!
超楽しみッ」
あたしも、素直に楽しみだと思った。
拓海くんと、親友の彼氏、という関係で普通に仲良くなれたらいい。
空が高く、雲がふくらんで、とても澄んでいる。
夏が好きだった。
キラキラ光輝いてる季節が。
あの花火大会の夏までは..。
ひとりで見上げた花火を思い出しては胸が張り裂けそうに苦しくて、夏も花火も嫌いになった。
でも、もう大丈夫。
あたしの中の止まった時計を、あたしは動かそうと思う。
「ねっ、今度の日曜日、うちでBBQしない??」
あゆみが言った。
「お父さんもお母さんもいないから、お手伝いさんにBBQの準備しといてもらうからさっ!!
拓海とー、こないだのその友達また呼んでさ!!」
お嬢様のリア充発言。
希望に満ちてるな...。
あたしのかき乱された心も、ゆっくりと落ち着きはじめていた。
頭が、あゆみと拓海くんの関係を理解し受け入れ、あゆみから拓海くんとの話しをなるべくたくさん聞くようにして慣れていった。
あたしが好きだったその人はもう違う人。
あたしが拓海くんを好きだったのは、もう過去。
「えー!やりたい~!すごいな~お手伝いさんとか!!」
「うふふ。じゃーオッケーね!!
超楽しみッ」
あたしも、素直に楽しみだと思った。
拓海くんと、親友の彼氏、という関係で普通に仲良くなれたらいい。