君のこと好きでいてもいいですか。




考えていたらダメ!心のなかではそう思うけど、



頭の中は病気のことでいっぱいだった。



腫瘍が脳を圧迫している…



そう考えると怖くなった。



「風呂にでも入ろかなぁ…」



そう呟いた私は脱衣場へと向かった。



とにかく病気のことを忘れようと必死だった。