「お疲れ様、ゆいキャプテン怖いわ」


と裕紀が言う。


「私なんかまだまだよ。先生の方がもっと怖いよ。」


と答えると隆眞が


「まあ、先生の本気の時はすごいよな。」

「そうそう!先生本気の時は練習したくないよ〜」

と他愛のはない話をしながら病院までの道を歩く。