それから数日が経ち、すがちゃんが来た。

みんなからの手紙を持って。


「ゆい、何でこんな嘘ついた?」

「隣にいるとわかると、みんなが来るでしょう?
死ぬとわかればみんな心配するじゃない?
周りに迷惑かけたくないの。」

「なるほどねな。
みんなが、今度テレビ通話したいって言ってたぞ。」

「いいね。みんなの声も久々に聞きたいよ。
明日でもいい?
最近身体を起こしているのもしんどくて。」

「わかった。」

菅ちゃんは、最近のクラスの話をして、帰って行った。