20歳になった2人へ



「私がいけない本当の理由は、
私はある病気で余命宣告されています。」

みんながざわつく。

「みんなには理由は言わず、
行かないとしか言っていませんでしたが、
本当はいつ倒れてもおかしくない状態にあります。」

「その病気って言うのは癌です。」

「癌」
という言葉にざわついていたその場が静まり返る。

2人の方をみるとよく言えたという顔で私を見ている。

里奈の方を見ると里奈は頷いた。

「余命は1年、と言われていますが、いつ倒れるかわかりません。
行けるならみんななと修学旅行行きたかったです。

楽しんできてください。」