「…遅い。」
1時間前に会議に行ったあおくんと志緒ちゃんは教室にまだ帰ってこない。
私は焦りか苛立ちからか、無意識の内に貧乏ゆすりをしてしまう。
…軽いもんじゃない、教室の床に私の足型の穴が出来るんじゃないかってくらい強く踏んでいる。
眉間にシワを寄せて、苦い顔で待つ私。
…そろそろ帰ってきてもいい頃だよ!?
会議室乗り込むぞゴラ!
とか思ったけど流石にそんな事できず、私は足を止めて教室に突っ伏した。
「……………やっぱり…ふたりは…」
今頃…不倫を……………
…いやああああああ!!!
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