「あっ、そうだ!
これ……」
「……え?なに?」
総夜は、思い出したような顔をして
カバンの中から、紙を私に渡してきた
その紙は、ライブのチケットだった
「花奈さんが気に入ったなら一緒に花奈さんのライブ行くか?
ちょうど花奈さんから、ライブのチケットもらってさ……
無理ならいいけど……」
「えっ…!?」
花奈さんのライブ!?
花奈さんって、今の曲の人だよね!?
嘘!!
「行く!行くよ!絶対行く!」
行くに決まってるじゃん!!
もっと、花奈さんって人の曲聴きたい!
「お、おお……じゃあ、一緒に行くか」
「うん!!」
ライブの日は……
大丈夫!予定はない!!
よし!行ける!!
あれ?ちょっと待って……
あ、キャーーーッ////!!
もしかして、これって……
総夜とデート……じゃない!?
や、ヤバい!!
デートだ!!デートだよっ////!!
総夜と久しぶりのデート!!
ヤバいヤバい////!!超嬉しい!!
総夜と……
ヤバいよぉ////!!
「ユリ?おい、ユリ〜」
「えへへ……////」
「あー、こいつまた自分の世界に入ってんな……」
ヤバい!!
超楽しみ!!
デート!デート!
総夜とデート!!

