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「ちょっと、桜待ってよぉ〜!」

そう言って、ドタバタとこにちゃんがついてくる。

「どうしちゃったの?急ぎの用?」

そう言って、のぞき込んでくる。

「そ、そうよ、ちょっとね。」

大嘘だ。

しかし、昨日のことがあって平然と顔を合わせられるほど心に余裕はなかった。