運が良かったのか、悪かったのか、土日を挟んだ。

なにあれ!なにあれ!なにあれ!

三日も考えていると、いい加減怒り疲れてくる。

変わらず壮一とは連絡をとっている。

壮一は頭もいいらしく、わからない問題を質問すると、すぐに男の子っぽい字の写メが送られてくる。

それでもわからなければ、通話をしてくれる。

そうなると、話が脱線して、好きな歌手の話や映画の話になったりする。

私と壮一はあまり趣味が合わない。

それがまた面白くて、色々と質問をしているうちに、一時間はざらに過ぎていた。


それが終わると、また大空の事を思い出す。

なんで壮一の話をするとダメなんだろうか。


もしかして....

それだ、それしかない。