「あー食った食った。」
お腹をさすって満足気な大空。
「おぬし、しめのデザートを忘れとるだろう。」
肉奉行、肉だけでは終わりません。
ていうか、野菜も焼いてたしね。
自分のリュックを漁って、竹串とマシュマロを出す。
「じゃじゃーん!やーきーまーしゅーまーろ〜!」
と、某人気アニメのネコ型ロボットの真似をして得意気に掲げる。
すると、目を輝かせてやってきたのは電球だ。
「いいな、いいな、こにちゃん、俺にもやらせて!」
一人だけ隣の班だった電球は、焼きマシュマロに反応してやって来た。
班のみんなもわらわらと立ち上がり、竹串にマシュマロを刺し始める。
「しょうがないな、おぬしにも分けてやろう。」
「ははぁー!」
そう言って、唯一乗ってくれた電球に、竹串を渡す。
みんな、楽しそう。
よかったよかった....って、
「私の分なくなるー!」
いつの間にかいろんな班の人が集まり、あっという間に3袋のマシュマロが消えていく。
「ちょ、大空、あんた何個つけてんの!」
竹串二刀流で、しかもぎゅうぎゅうにマシュマロを刺している。
「早くしねぇと全部食うぞー!」
バカ大空!
そう思いながらも、串にマシュマロを刺していると、
「ほら。」
そう言って、ぎっしりマシュマロのついた焼きたてを目の前に出してきた。
「あ、ありがとう。」
両手が塞がっていたので、あーん、と口を開けた。
すると、にこっと微笑んで私の口へそれを入れてくれた。
よく見ると、大空って綺麗な顔してるなぁ。
「な、なんだよ!」
じっと見すぎただろうか、顔を赤らめて目を逸らされた。
そして、走り去る。
なに、あれ。
なんだか少し可愛いなんて思ったのは内緒です。
お腹をさすって満足気な大空。
「おぬし、しめのデザートを忘れとるだろう。」
肉奉行、肉だけでは終わりません。
ていうか、野菜も焼いてたしね。
自分のリュックを漁って、竹串とマシュマロを出す。
「じゃじゃーん!やーきーまーしゅーまーろ〜!」
と、某人気アニメのネコ型ロボットの真似をして得意気に掲げる。
すると、目を輝かせてやってきたのは電球だ。
「いいな、いいな、こにちゃん、俺にもやらせて!」
一人だけ隣の班だった電球は、焼きマシュマロに反応してやって来た。
班のみんなもわらわらと立ち上がり、竹串にマシュマロを刺し始める。
「しょうがないな、おぬしにも分けてやろう。」
「ははぁー!」
そう言って、唯一乗ってくれた電球に、竹串を渡す。
みんな、楽しそう。
よかったよかった....って、
「私の分なくなるー!」
いつの間にかいろんな班の人が集まり、あっという間に3袋のマシュマロが消えていく。
「ちょ、大空、あんた何個つけてんの!」
竹串二刀流で、しかもぎゅうぎゅうにマシュマロを刺している。
「早くしねぇと全部食うぞー!」
バカ大空!
そう思いながらも、串にマシュマロを刺していると、
「ほら。」
そう言って、ぎっしりマシュマロのついた焼きたてを目の前に出してきた。
「あ、ありがとう。」
両手が塞がっていたので、あーん、と口を開けた。
すると、にこっと微笑んで私の口へそれを入れてくれた。
よく見ると、大空って綺麗な顔してるなぁ。
「な、なんだよ!」
じっと見すぎただろうか、顔を赤らめて目を逸らされた。
そして、走り去る。
なに、あれ。
なんだか少し可愛いなんて思ったのは内緒です。

