班長は伊藤くんに決まり、さくさくと話が進んでいった。
時間が余ると雑談になる。
「ねえ、今日買い物行かない?」
桜が私と咲子に言った。
「あー!いいね!」
と答え、放課後の予定も決まった。
放課後、
「咲子、桜、行こ!」
そう声をかけると、
「いいなぁ〜。でも俺、エースになって甲子園行かなきゃなんねぇから!じゃあな!」
と、電球が聞いてもいないことを答えてきた。
桜は完全スルー。
咲子はひらひらと手を振って見送っていた。
「俺も部活行くかなー、じゃあな。
...あ、こにちゃん、俺、あれ食べたい!」
大空はそう言って出ていってしまった。
あれって、あれね。
いや、わかるけどさ、私が買ってくるんかい!
そう突っ込みながらも、結局後に私の買い物かごには例の“あれ”が入っていた。
時間が余ると雑談になる。
「ねえ、今日買い物行かない?」
桜が私と咲子に言った。
「あー!いいね!」
と答え、放課後の予定も決まった。
放課後、
「咲子、桜、行こ!」
そう声をかけると、
「いいなぁ〜。でも俺、エースになって甲子園行かなきゃなんねぇから!じゃあな!」
と、電球が聞いてもいないことを答えてきた。
桜は完全スルー。
咲子はひらひらと手を振って見送っていた。
「俺も部活行くかなー、じゃあな。
...あ、こにちゃん、俺、あれ食べたい!」
大空はそう言って出ていってしまった。
あれって、あれね。
いや、わかるけどさ、私が買ってくるんかい!
そう突っ込みながらも、結局後に私の買い物かごには例の“あれ”が入っていた。

