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学校につくと神崎はもう席についていた。



私は神崎を避けるように自分の席についた



ガタっと音がして神崎は私の所へ来た。




「………」



「なぁ、昨日のアレなに?」


「………」


「なんでキスしたの?」


「………」


恥ずかしいからその事言わないでよ…


もう無視してやる!て思っていたら、


「なに俺。遊ばれてたわけ?」


え…?

「ち、違う!!」

私は周りに気にせずに叫んだ


最近叫んでばっかだな…

今は周りの視線が痛い…






って、そーじゃなくて…

「遊びでキスなんてしないよ…」


周りに人がいるから段々と声が小さくなる



「へぇ〜じゃあ、何できすしたの?」


神崎を見るととても意地悪そうな顔を浮かべて笑っている…


こいつ…私をからかったな…


「それは…神崎が元気なかったから」



「元気なかったら誰とでもすんの?」


「…神崎じゃないとしないよ…」



「はっ、やべぇ…可愛すぎだろ」


神崎は何故か顔が赤かった。


「なんで神崎の顔赤いの?」


「…無自覚かよ。じゃあ、なんで俺ならキスしていいの?」


質問攻めですか…


「好きだから」


私がそう言うと益々顔を赤くさせる神崎。