翌日アミノんちに行くと、彼女は制服のまま玄関のポーチに座っていた。
「来ないのかと思った」
「え、時間通りだろ」
腕時計の針は5時を少し過ぎたところだった。
「そうだけど…」
門を開けながら、しょんぼり言うアミノは何だか子供みたいだ。
「翼だよ、アミノ」
「え?」
「剣じゃなくて翼。翼があると空を飛べるし、隠れステージに行けたりして、すげーいいんだ」
オレは昨日買った攻略本で仕入れた情報をアミノに教える。
「ボスを倒すとコインをいっぱいもらえるから、村の道具屋で、まず翼を買うんだって」
「へぇ」
「そこでしか翼は売ってなくて、村を出たら、あとで戻ってきてもその道具屋はつぶれちゃってて買えなくなるんだ」
「おー、でかした、武見!」
「来ないのかと思った」
「え、時間通りだろ」
腕時計の針は5時を少し過ぎたところだった。
「そうだけど…」
門を開けながら、しょんぼり言うアミノは何だか子供みたいだ。
「翼だよ、アミノ」
「え?」
「剣じゃなくて翼。翼があると空を飛べるし、隠れステージに行けたりして、すげーいいんだ」
オレは昨日買った攻略本で仕入れた情報をアミノに教える。
「ボスを倒すとコインをいっぱいもらえるから、村の道具屋で、まず翼を買うんだって」
「へぇ」
「そこでしか翼は売ってなくて、村を出たら、あとで戻ってきてもその道具屋はつぶれちゃってて買えなくなるんだ」
「おー、でかした、武見!」



