青空の魔法

「わたしさー、次にコインがたまったら何を買おうか迷ってんの」

「そりゃ剣だろ。今のしょぼいの早く乗り換えたいし」

「でも道具屋さんには翼もあったんだよ? あれって飛べるだけじゃなくて、何か魔法が使えるのかな?」

「恭平はマント着てただろ?」

「あ! 体が透明になるやつ!」

「あれどこで買えるんだろ。いや、隠しアイテムか?」

ゲーム話でかなり盛りあがる。


「しゃーねーなぁ。オレが研究しといてやるよ」

「ホントにっ?」

アミノが目を輝かせた。

「どーせヒマだし」

「じゃ、明日5時にね。約束だよ」

「うん」

帰りに攻略本でも買ってみるか。


つーか、アミノはやっぱ知ってたんだな。オレが学校休んでるってこと。