はい?

この軽男はなんと??







「本気だよ。

俺が、おまえが自信持てるよーにしてやるよ。

この夏休みから特訓だから、
よろしくな梓♪」



「は!?
わけわかんないし!!

てかなんであたしの名前しってんの!?」




もしや新手の詐欺かなんか!?

だってあたしが今夏休みってコトも知ってるんだよ!?






「お前がちゃーんといい女になったら教えてやるよ!

てコトで
明日の10時に駅前集合な!!!」



てコトで...って!



「ぁ、ちょっと!!!....」



軽男は
あたしに小さな紙を渡して
走り去ってしまった。






「...アドレス?」










紙には殴り書きしたアドレス。


あたしにメールしろってか!?





絶対してやらないんだから!!!










こうして
奇妙な美男子とブスの
夏休みライフがはじまったのでした。