B×B 〜美男子とブス〜



「どこ行くの〜〜〜??」


「....」


「聞いてんの〜〜〜!?」


「....」


「歩くの速いってば!!」


「俺が足長いの。」




きぃ―――――!!!


こんにゃろ嫌味だけいいやがってー!!



なんかわからないケド
どんどん歩く軽男についていってる。


どこ行くかも何をするかも分からない。




てか

「もう無理〜〜...」


「もうバテたのかぁ!?」



だってぇ..

こいつについてくには
あたし走らないといけないんだもん!!




「ホラ、ついたカラ。」










んと...



「美容院??」



「そ。まずその長い髪綺麗にしてこい♪」



「え〜〜〜!!美容院嫌いー!!」



「文句言うな!!!!!!」



う。




あたしの意思は全く無視で
そのまま美容院の中へと
引きずられていった。