「わ、私は……っ」
「え?」
「私は……今、社長からお話を伺ったみたいに……そんな、夢みたいなことを思い描く資格すらなくて……っ」
「日下部さん?」
「ひ、人の夢や幸せを現実にするなんて、そんな大それた仕事……何一つ、出来ないし……。そんな夢や目標すら持ってない、本当に何の取り柄もない……情けない奴なんです……っ」
「、」
「だから……っ、私は、ただ、社長が……眩しくて……。そんな資格もないのに、羨ましいなんて思っちゃって……っ。でも、夢や目標、将来のビジョンをしっかり持ってる社長が……っ、私はやっぱり、羨ましい……っ」



