パソコンに顔を向けたまま、言葉だけで割って入ってきた小出ちゃんの声は、とても重く心に響いた。
その声を寂しさと共に背負いながら、「……そうなの」と、狩野くんに向けて投げ返せば、何かを考え込むような顔をする狩野くん。
でも、三連休の最終日は総務部としてVENUSに赴く必要のある仕事もなかったから総務部は通常通りの休み予定で、本当にタイミングが良過ぎるほど良いというか……
もし小出ちゃんの結婚式が三連休の初日とかだったら、総務部はパートさん以外、小出ちゃんの結婚式に出席できない事態に陥っていたかもしれない。
「……そっかあー。じゃあ、三連休の最終日の夜に企画部で打ち上げしようって話になってるんですけど、日下部さんは来るの厳しいですかね?」
「へ?」
「いやー、思い切って社長にも話したら、それなら俺も顔を出すよなんて言ってくれて。社長が来る時点で企画部内だけじゃなくなるわけだし、それだったら今回、救世主となってくれた日下部さんも呼ぶべきでしょ!って話になったんですけど……」



