焦れ甘な恋が始まりました

 


「社長?」

「……なんか、今の、ヤバイ」

「へ?」

「ちょっと……理性が、ぶっ飛びそうになった」

「え?」

「だって、なんか色々想像しちゃったし……それに、本当に新婚みたいで」

「し、新婚って、」

「っていうか……ベット、連れて行きたくなった」

「っ、」

「今すぐ。超特急で」



社長のその明け透けな物言いに、ボッ!と音が出るくらいの勢いで、私の身体が熱を持つ。



「でも、もちろん我慢する。だって、日下部さんの手料理にも、やっと有りつけるんだし」



な、な、な……何を言い出すかと思えば……!

そんな生々しいことを、突然やめてください……!