鳥の鳴き声
カーテンから差し込む朝日
頬をペロペロと舐められる
感覚がして起きる

(そっか、猫拾ったんだった)

差し込む朝日に目を細めながら
擦り
目を開ける

すると、そこには

成人男性がいる

「だ、だれ?!」

枕を体の前にだし
戦闘体制になる

「ひどい、俺はそらだよ」

いや、私が拾ったのは
人ではなくて
猫なんですけど

「もしかして…猫?」

変な質問をする

「そうだよ?」

当たり前だよ
みたいな顔をする

びっくりしすぎて
頭がついていかない