(さて、ご飯食べるか)

お腹がすいていたので
昨日の余り物を食べようとした

でも、膝にはそらがいる
起こさないように
そっとソファの上に置く
なるべく起こさないように
移動すると

ちょいちょい、と
服を引っ張られた
ここにいて、と言ってるかのように

ふぅーとため息をつき
そらの隣に座る
優しく頭をなで
喉をごろごろと鳴らす
その姿がなんとも可愛らしくて
癒された
私の中にあった
黒い感情が
そらの表情、仕草
で全て消えてしまった

そらは眠りにつき
それを見た私は
つられて、寝てしまった…