「高岡ー!ノート見せて!」

急にくるっとあたしの方見て話かけてきた、川﨑くん。
びっくりした。いきなり過ぎだし。。

「あー、いきなりごめんね、さっきの時間寝ててさ」

うん。知ってるよ
見てたもん。。

「はいりちゃんに見せてもらえば?仲いいし」

そう彼に伝えると、なんかモジモジしはじめた。
まぁ、なんとなくわかるけど‥‥

「中岡は話しかけれねーよ」
「え、なんで?」

ほぼ初対面の私に話しかけるよりラクだと思うんだけどな。

「なんか話題ないと無理」

話題?なら‥‥

「ノート見せて?って言ったら?はいりちゃんなら見せてくれるよ?」