「ぎゃああああああぁぁぁぁぁ!」 思わず職員室ということを忘れて、叫んでしまった。 ―――黒澤進也が現れた。 ▼たたかう ▼アイテム ▼にげる うーん……… ……―――"にげる"っ! そう決めるとあたしは職員室を駆け出した。 26点の話なんてもはや頭にはない。 「河村さん、待ちなさい!」 なんて声も、あたしにとってはBGMでしかなかった。