♡好きって言ってあげない♡




「それは?なに、なに?」


目を、さっきより輝かせる唯


チラッと私を見る蓮くんと視線がぶつかり

思わず窓の外を見てしまった。



「幸村センパイと僕のヒミツです!」

ニコっと可愛い笑顔を見せる蓮くんに


胸が一瞬ドキッとした。


「えぇーずるい。私も知りたかったー」

蓮くんに"ヒミツ"と言われ残念そうな唯。



私はさっきの笑顔に、まだドキドキと心臓を高鳴らせていた。



いつもイジワルな顔しかしないのに


あんな可愛い顔で笑えるんじゃん!



本当に蓮くん…ずるい。

こんなにドキドキばっかしてたら


本当に蓮くんの事、好きになりそうじゃん!