♡好きって言ってあげない♡



「それとこれは別よー」


別って…



彼が可愛そう……



唯は両頬に手を置き、横にユラユラ揺れながら目を輝かせていた。



そんな唯を、見ながら少し呆れる。



すると……




「幸村センパイ?」


聞き覚えのある声にハッとする



「蓮くん」


いつもなら教室の女子が騒ぐから

蓮くんが来たら分かるのに…


と周りをキョロキョロ見渡すと

話に夢中になっていたのか私たち3人だけだった。



唯も、それを良い事に"蓮くんも座ったら?"
と隣の席の椅子を指さす。