「その…幸村センパイは僕の事覚えてないですか?」 蓮くんは少し寂しそうに言った。 「えっとーごめんね。私、人の顔覚えるの苦手なんだよね~アハハ」 捨てられた仔犬みたいな目で蓮くんが私を見るから つい、誤魔化してしまった…… てか、覚えてないのは確かだから 間違えてはないんだけどね 「そうですか…そうですよね… じゃあ、今日…僕と知り合ったって事で…友達はダメですか?」 なかなか引き下がらない蓮くん…