大輝は足軽に
普通に走ってるけど
私はウェディングドレスにヒール
ドレスの裾を踏まないように
片手であげながら
走る

「ちょっと!走りづらい!」

不満をこぼす

「それは俺にお姫様だっこしろってことか?」

俺重たいの無理だぞ
なんと、しつれいな

「もう、ついてこねぇーかな?」

住宅街にあった
公園の茂みに隠れ
辺りを見渡す

「ねぇ私、親にあわす顔ないんだけど」

「ははっ!俺もだよー」

二人でわらいあった