幸せって、なに

ならばひとりだけ
クビにすればよさそうなものだが、

男性社員の中に
時間中居眠りをする人が居てたりで、
警備会社を変更する事に踏み切った
という事だった。

「真面目に働いている者が馬鹿をみるなあ」
とも言っていた。

私には、
おばさんがそんな事をしていたなんて信じられず、
何かの間違いじゃないかと言ってみたが
間違いないと相手にされなかった。

そんな訳でまた無職になってしまった。
まるで呪いにかかった蛇にでも
とりつかれているみたいに思えた。