幸せって、なに

「あの、その件なんですが
私が中学を卒業するまで
待ってもらえませんか。
アルバイト探したけど何処も断られて。
コーヒーカップはデパートに頼んで
取り置きしてもらいますから。」
平身低頭で言った。

「年ごまかしたらいい事じゃない。
何なら紹介してあげようか。
ほんの数日で五十万円稼げるとこ知ってるわよ。
あんたちょっと色っぽいし。」
美沙希の体を見回す。

「やめて!そんなおばさん嫌い!!」

「ハハハハ。」
笑いながら美沙希の体を触ってくる。