幸せって、なに

教室に入るとまみと亜里紗がいた。

「美沙希にそんな事が出来るはずがないよ。
何かの間違いに決まってる。」
まみは泣いて訴えていた。

亜里紗も
「そうよ。見間違いよ。」

美沙希が押したなんて信じられなかった。

カオリは休んでいる美沙希の机に向かって言った。

「変な噂が広まっているから、
早く出てきて真実をみんなに訴えなきゃ
殺人犯になっちゃうよ。」