「お母さん、居たの?
ならば返事してよ。
取り越し苦労しちゃったよ。」
「ごめんね。それより美沙希に話があるの。」
キッチンに入り、
紅茶を用意するとゆっくり話し始めた。
「今日仕事に行ったら店長から、
『元山さんには辞めてもらった。
あの人時々レジの中のお金をくすめていたんです。
元山さんがレジに入った時
五千円、一万円と合わない事があったが、
三人が交代でした
レジの一日の売上で合わせるから
誰と断定出来なかったし、
故意ではなくお釣りの渡し間違い、
お札の見間違いと思っていたのだが
レジの中からお金を盗み取っているところを
丁度通り合わせた中嶋さんが見ていて
私に知らせてくれたんです。
ならば返事してよ。
取り越し苦労しちゃったよ。」
「ごめんね。それより美沙希に話があるの。」
キッチンに入り、
紅茶を用意するとゆっくり話し始めた。
「今日仕事に行ったら店長から、
『元山さんには辞めてもらった。
あの人時々レジの中のお金をくすめていたんです。
元山さんがレジに入った時
五千円、一万円と合わない事があったが、
三人が交代でした
レジの一日の売上で合わせるから
誰と断定出来なかったし、
故意ではなくお釣りの渡し間違い、
お札の見間違いと思っていたのだが
レジの中からお金を盗み取っているところを
丁度通り合わせた中嶋さんが見ていて
私に知らせてくれたんです。
