whoside?
あの女の子は誰だろう?
そんな、疑問を抱きながら俺も自分のクラスに戻る。
「おお!海(かい)」
俺の名前を呼んだのは、部活仲間の隼人(はやと)だった。
「隼人か。」
俺の頭の中はさっきの女の子のことで
いっぱいだった。
なんであの子が気になる?
そんなことを考えていたからか、
隼人からニヤニヤされた。
「何」
「いや、海にもとうとうは…ッてぇ!」
「なぁー隼人、楽しいお話、するか?」
「いや、遠慮したいです!!」
おいおい、そんなに拒否されると悲しい
まぁ、気にしないけど…。
ああ、運が良ければ、また会いたいな
そんな淡い期待を抱いていた俺だった。