警備員の人は教会を閉める際の見回りをしていたのです!








「見回りがあるなんて知らなかったので朝まで誰もこないと思ってたんです…

助かりましたぁ…」





私は警備員の人にお礼を言う。






「…え?」

警備員の人はキョトンとした表情をする。






「……お嬢さまはお先に行っててください」








警備員と黒澤くんが扉の前で話す。



私には何をにしてるのか聞こえない。










「鍵がかかっていたなんて驚きました…

この教会は夜の20時までは
開放状態のはずなので」







「あ〜そうですよね(笑)

ま、見回りがくるって知ってたんで。
楽しかったですよ。






それに、
鍵は、か・け・た・んですから」