甘い執事とティーカップ








恥ずかしさをごまかすために手を少しぶんぶんと振る。



(ガンッ)




「いったぁぁっ!」



何してるの私ー!!






「見せて」







黒澤くんは私の手を取り


なにも言わずに私の指先を優しくキスをする。



「なっにして…るの!」










私の手をぎゅっと握る黒澤くん。




そしてじっと私を見つめてくる。