しかも、洸牙の手は柚希の頬にあったため、なんとなくその状況を理解しはじめていた。 「えっ?なに?洸牙たちって付き合ってんの?」 周りには同じ制服の人がこちらを見ている。 柚希たちは知らぬ間に校門の前まで来ていたのだ。