男の子って感じの匂いがして、

そんでもって、脱ぎっぱなしの服とかが少し散らかってる所もまた男子の家らしい。

柚希は、それを体感していた。

「俺の部屋、こっち。」

階段をのぼり、洸牙の部屋へ向かう。