「起きてー!転校生くん!」
うるさ。何ほんと。つか、お前ら誰よ
俺の目の前には知らない2人の男たち
「なんか用?」
俺は伏せっていた顔を上げて男たちを見た
「あ、起きた!おはよう!すっごいイケメンだね!!」
は?こいつら何?
「あ、俺はね九条侑真って言うの!よろしくぅ!!」
「はぁ」
「俺は暁唯翔(あかつきゆいと)だ。お前は?」
さっきも名乗ったのにまたかよ
ホームルームでてないこいつらが悪いんじゃねぇの?俺悪くないよな
「あれ?教えてくれないの?」
「はぁ…琉羽。矢神琉羽」
「琉羽?変わった名前だな。」
あの、まだなんか用ですかね、
「まだ何か?」
「あ、そうそう!琉羽くん、ご飯食べようよ!」
「は?」
「琉羽、ずっと寝てたろ?もう昼休みなんだけど?」
「そうそう!一回も起きないんだもん。爆睡だったね〜!」
「そう。」
「だからご飯!」
俺、食べたくないんだけど。
「俺いらないから勝手にどうぞ」
いいから寝せろよ。
「えー、食べないと!琉羽くん細いじゃん!僕なんか買ってくるね?」
「いらね」
そんな時
ヴーヴー…
電話がなった。
どうせあいつだろ?マジ暇なんだな
俺は席を立って教室を出た


