「今なんの話してんの? つか他の委員ってお前らなのか」
イスに座るなり、私や梨衣子ちゃん、石田君に聞きまくっている。
途中から来たから今の状況わからなくて当たり前だけど……
こーいう人を、KYっていうのかな……。
いつもクラスの雰囲気をつくっている桜井君が、ハズすなんて珍しい。
梨衣子ちゃんは黙ったままイスに座り直した。
先生はさっきのことは気にしないで、黒板にイラストを書いて説明している。
「なぁ、何があったわけ? なぁー?」
桜井君は首を左右に振って、2人に質問するけど、梨衣子ちゃんは下を向いて黙ったまま。
石田君はそっぽを向いて、視線を合わせようとしない。
2人とも桜井君を完全無視な状態。
「バカッ。言い過ぎだよかなめ!」
小声だけど男の子の声が聞こえてきた。
石田君のほうからだから、きっと隣にいる子だろう。
イスに座るなり、私や梨衣子ちゃん、石田君に聞きまくっている。
途中から来たから今の状況わからなくて当たり前だけど……
こーいう人を、KYっていうのかな……。
いつもクラスの雰囲気をつくっている桜井君が、ハズすなんて珍しい。
梨衣子ちゃんは黙ったままイスに座り直した。
先生はさっきのことは気にしないで、黒板にイラストを書いて説明している。
「なぁ、何があったわけ? なぁー?」
桜井君は首を左右に振って、2人に質問するけど、梨衣子ちゃんは下を向いて黙ったまま。
石田君はそっぽを向いて、視線を合わせようとしない。
2人とも桜井君を完全無視な状態。
「バカッ。言い過ぎだよかなめ!」
小声だけど男の子の声が聞こえてきた。
石田君のほうからだから、きっと隣にいる子だろう。


