人気者になりたい


「あ、あの!!!」


思った以上に大きな声が出た。


村咲涼はちょっぴりびくっとしていた。


「どうやったら人気者になれますか???」


またもや思った以上に大きな声が出た。


人との距離感も分からないけど、自分の声との距離感も掴めていないみたい。
重症だ、私。