なんとなく後ろに視線を感じ、
振り返ってみると、彼女が
遠目ではあるが
ちらっとこちらを見ている。
そんな気がした。


「気の…せいかな?」

「おーいったらー!早く行こうよー!」

「今行くよー!」

…まさか? そんなはずがないだろう…。