すこし早い青春

「やっほー!」

「おー」
「あー、音歌!」 


家からチャリで5分くらいの、山の上のおっきな公園。

 
 いつもと同じようにやってきた。


「またサッカーしとーとぉ?」
「別にいいっしょー」
 

 いつも通りの日常。


「今日は何かしようよー」
「じゃあ鬼ごっこ!がいい!!です!!!」
「おっけー」
「おーーーい!鬼ごっこするよーっ!」
「今日は1回も捕まらないでやんよw」
「いつものルールでいいよな」

「「「「「「「「じゃーんけーんぽん!」」」」」」」」

「あいこじゃん」
「当たり前やろ・・・今日8人おるとよ」
「じゃあ4と4で」

「勝ったぁぁぁ!」
「今日は捕まんねぇよ」
「じゃあお前一番に狙ってやるよっ」


 本当に、いつも通り。


 でも。

 いつも考えてしまう。


 ―――この平凡な日常もいつかは。いつかは終わりが来る。

 
「・・か おーとーかー?」
「ひゃっ!?」

「どうしたとよ、、、ぼーっとして」
「いやっ、ちょっと考え事」
「ふーん」
「とにかく逃げよっ!捕まるよ?」
「そーやな」




 私は。この日常を終わらせたくない。