私はしゃがんで子犬を見ている神崎に傘をさしてあげた。 神崎が私の存在に気付き私を見上げる。 「子犬、好きなの?」 私は最初に神崎に聞きたかった言葉。 周りの奴等は子犬がいようとその横を通り過ぎていく。 その理由はただ単に子犬…動物が嫌いだからと思った。 子犬には見向きもせず自分には関係ないといった感じで通り過ぎていた。 その子犬に近寄った神崎は…勘だけど動物が好きなんだと感じた。