「でもさぁ、そこまで毛嫌いすることないんじゃない?」

「え?」

「坂田冬馬のこと。別にケンカふっかけられたわけじゃないのに、そこまで恐がる必要もないんじゃないの?」

「うーん・・・・それもそうだけどさ・・・」

確かに、勝手に恐がるのはよくないかもしれない、けど。

ダメなんだろうけど。

私は冬馬君の顔を思い浮かべる。

やっぱり、ムリですっ!!坂田冬馬君は、恐い!!
申し訳無いですけど、あなたの顔は恐すぎます!!