例年よりも3日早いと言う梅雨明けを迎えた7月のことである。
「あっ、しまった」
キッチンから内場さんの声が聞こえた。
「どうしたー?
砂糖と塩を間違えたかー?」
それまで雑誌を読んでいた辻本さんが顔をあげると、内場さんに声をかけた。
「そんな訳ないだろ」
内場さんはキッチンから顔を出すと、
「ホットケーキミックスと牛乳がなかったんだよ」
と、言った。
今日はホットケーキなのかと、わたしは心の中で呟いた。
そう思っていたら、内場さんと目があった。
あっ、これは決定だ。
「須知ちゃん、お願いできるかな?」
「ですよね!」
わたしは椅子から立ちあがった。
「あっ、しまった」
キッチンから内場さんの声が聞こえた。
「どうしたー?
砂糖と塩を間違えたかー?」
それまで雑誌を読んでいた辻本さんが顔をあげると、内場さんに声をかけた。
「そんな訳ないだろ」
内場さんはキッチンから顔を出すと、
「ホットケーキミックスと牛乳がなかったんだよ」
と、言った。
今日はホットケーキなのかと、わたしは心の中で呟いた。
そう思っていたら、内場さんと目があった。
あっ、これは決定だ。
「須知ちゃん、お願いできるかな?」
「ですよね!」
わたしは椅子から立ちあがった。