言い争いながらファーストフードショップを出ていく巽と環。
そんな2人は、店の入り口で男と擦れ違う。
「……」
その瞬間に巽が感じた違和感。
「環」
巽は手にしたハンバーガーの袋を、環に渡す。
「先に公園行ってろ。ちょっと遅れるかもしれないがな」
「え…」
何も説明しないまま、環を店から送り出す巽。
その足は、先程擦れ違った男の後を追っていた。
警備員の制服を着た男。
この近くに務めているのだろうか。
警備員がハンバーガーを買いに来る事自体は、何らおかしくはない。
腰のベルトには警戒棒に加えて、対刃物用の鍔付警戒棒なども携帯している。
これも認められているので問題はない。
問題なのは、何故警備員から硝煙の臭いがするのか…。
そんな2人は、店の入り口で男と擦れ違う。
「……」
その瞬間に巽が感じた違和感。
「環」
巽は手にしたハンバーガーの袋を、環に渡す。
「先に公園行ってろ。ちょっと遅れるかもしれないがな」
「え…」
何も説明しないまま、環を店から送り出す巽。
その足は、先程擦れ違った男の後を追っていた。
警備員の制服を着た男。
この近くに務めているのだろうか。
警備員がハンバーガーを買いに来る事自体は、何らおかしくはない。
腰のベルトには警戒棒に加えて、対刃物用の鍔付警戒棒なども携帯している。
これも認められているので問題はない。
問題なのは、何故警備員から硝煙の臭いがするのか…。


