そんな事を考えていた時だった。
「…!」
微かに。
鋭敏な感覚を持っていないと気付かないくらいに微かに、ドアの開く音がした。
診療所の扉が開いた?
美奈は奥の部屋で寝ているのに?
患者が診察に来たとしても、こんな時間に来るとは考えにくい。
それに、美奈が施錠していた筈だ。
ドアが開く筈はないのだが…。
確認するように、巽は小さく声を上げる。
「倉本さんスか…?」
倉本ならば、美奈と親しい。
もしかしたらこの診療所の合い鍵くらいは預かっているかもしれないと思ったのだ。
「女医ならもう寝ちまってますよ…?」
どこか恐る恐る、言葉を紡ぐ巽。
「…!」
微かに。
鋭敏な感覚を持っていないと気付かないくらいに微かに、ドアの開く音がした。
診療所の扉が開いた?
美奈は奥の部屋で寝ているのに?
患者が診察に来たとしても、こんな時間に来るとは考えにくい。
それに、美奈が施錠していた筈だ。
ドアが開く筈はないのだが…。
確認するように、巽は小さく声を上げる。
「倉本さんスか…?」
倉本ならば、美奈と親しい。
もしかしたらこの診療所の合い鍵くらいは預かっているかもしれないと思ったのだ。
「女医ならもう寝ちまってますよ…?」
どこか恐る恐る、言葉を紡ぐ巽。


