その事件は、時計塔銃乱射事件から二週間後に突如として発生した。

某日8時15分、 最初に工科大学学生寮で2名の男女の学生が射殺される。

8時頃、授業開始。

学生寮で死亡している学生を発見。

9時1分、容疑者は郵便局から新聞社宛にビデオと写真の入ったCD-Rを発送。

9時26分、学校を休校にするというメールを生徒らに一斉送信。

9時30分、 容疑者が学生寮から800メートル離れた講義棟の教室に乗り込み、まずは教授を射殺。

次に教室の鍵を閉めて学生を外に出さないようにした上で銃を乱射。

9時45分、 倉本と巽が到着し容疑者がいる部屋に踏み込むと、既に容疑者と思われる男はその場で自殺していた。