「貝崎さん、爽くんといつの間に?」 「どんな手を使ったら…」 ひそひそ、と聞こえてくる囁き声。 それが居心地悪くて厨房に引っ込んだ。 「そんな隅っこでなにやってんの?」 「夏夜ぁー…」 ちょうど厨房に来た夏夜が訝しげな表情を浮かべて立っている。 そして先程のことを言うと夏夜は壁にもたれて天井を見上げた。 「ふーん、なるほどね」 「やっぱり爽くん人気者なんだ…」 体育座りをしたまま膝に顔をうずめる。 ちなみに、 着ぐるみを着ているのでかなり暑い。 「そんなことよりさ」 「んー?」