「爽くんっ」 「やっと気づいてくれた」 ははっ、と笑いながらすっかり黒くなった髪の毛をいじる爽くん。 「髪の毛…どうしたの?」 「ああ…クラスの女の子が『白ウサギはあえての知的な雰囲気の黒髪でいこうよっ!絶対似合うから!』て言ってさ」 染められちゃった、と苦笑する。 「そっか。 茶髪も良かったけど、黒髪も似合ってるよ」 普段の爽くんもいいけど、 髪を黒に染めた爽くんはまたいつもと違ったカッコ良さがある。 爽くんはきょとんとした後に、にっこりと天使の微笑みを浮かべた。