昼寝ってあんたねぇ…。 どうせそのままサボるつもりだったんでしょ…。 「なぁ」 少しずつ距離を縮めてくる咲間。 「なによ」 ズボンのポケットに手を突っ込んだまま咲間は焦げ茶の瞳で私の瞳をのぞき込む。 その表情は真剣そのもので――。 「アイツだけはやめておけ」 「――は?」 真顔のまま静かにそう言った咲間。 最初はふざけ半分で言ってるのかと思ったけれど、焦げ茶の瞳も 静かな声も 纏っている雰囲気も。 いつもとは全く違う。 「なんで…?」